小田原城址公園の動物園の今
引用元:(http://tenhama.seesaa.net/article/412676665.html)

新宿から小田急ロマンスカーで70分。

小田原駅にほど近い場所にある小田原城址公園。
今回はその小田原城にあった動物園の現在についてご紹介していきます。

史跡であるが故の苦悩があったようです・・。

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小田原城址公園と動物園

小田原城址公園(おだわらじょうしこうえん)は、神奈川県小田原市城内に位置する都市公園(総合公園)である。小田原城の本丸及び1960年(昭和35年)に復興された天守閣を中心として整備されている。城址公園の大部分は、国の指定史跡の区域となっている。日本さくら名所100選に選定されている。
引用元:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E5%8E%9F%E5%9F%8E%E5%9D%80%E5%85%AC%E5%9C%92)

公園内には桜だけではなく、藤、花菖蒲、紫陽花など多くの花を楽しむことができる公園です。

そんな小田原城址公園には10年ほど前まで動物園があったというのをご存知でしょうか。

小田原城址公園の動物園の今
引用元:(http://blog.goo.ne.jp/yyttzz2003h/e/ffddf33e4bd39da929cf000631f0bead)

小田原城と象という何ともミスマッチなこの組み合わせ、なんともいえずほのぼのします。

この象は1950年(昭和25年)に、市制施行10周年の記念として小田原市が「小田原こども文化博覧会」を開催した際に、タイ王国から呼ばれた象でした。

当時はこの象の「ウメ子」をメインにライオンやヒグマなど70種322頭の動物たちが飼育されていました。

史跡であるがゆえの閉園への道

戦後の経済成長期に開園した小田原動物園ですが、時代の流れの中で多くの動物達の管理・飼育は市の財政を圧迫していきました。

1977年(昭和52年)に現在の範囲で小田原城址が国史跡指定後、動物園が史跡にはふさわしくないという国の指摘もあり、小田原市は動物たちを他の動物園へ動物の受け渡しを始めました。

次第に飼育される動物の種類も減り、最後は象のウメ子とニホンザルのみとなってしまいました。

小田原動物園の存続の鍵を握るウメ子も62歳という年齢でその生涯を終え、事実上の閉園となり、現在は「小田原動物園」の名前はなくなりました。

現在もニホンザルは飼育されていますが、小田原市としてはニホンザルたちも他の動物園へ引き取りを要望しているようですが、ウメ子の死後10年が経つ現在でも引き受けを申し出る動物園はいないようです。

史跡と憩いの場の共存

小田原城 動物園 現在
引用元:(http://www.izuhako.net/staffblog/2013/03/ent001452.html)

観光であったり、散歩であったり公園を訪れる理由は人それぞれです。

史跡と動物園のミスマッチが史跡としてふさわしくないというのはそうかもしれませんが、こどもの手を引き公園を訪れた際に日本古来からの城址を見ながら動物たちを見ることができるというのも良いような気もします。

少しずつ減っていく動物にどこどなく寂しさを感じながらも、これが時の移り変わりなのかなと思わざるを得ません。

まだニホンザルたちは元気に城址公園で生活をしています。

小田原城址公園へいらっしゃったらぜひ彼らを見てみてください。